経済危機が本格化した昨年末から、「ツーソン」「サンタフェ」「ベラクルス」など現代自動車第2工場で生産しているレジャー用車両の需要が落ち込み、第3工場で生産する「アバンテ」と「i30」など中小型乗用車は工場をフル稼働しても追いつかないほどの注文があふれているためだ。第3工場では注文をこなすため毎日2時間の残業に週末の特別勤務までしているが、第2工場は注文急減で休業・短縮勤務など1日8時間の通常勤務もできない状態だ。
第2工場で働く従業員は、「給料が減ることよりも耐え難いのは構造調整への不安だ」と話す。会社も今年のような不景気で9万台の販売機会を逃すものとみて歯がみしている。
第2工場で働く従業員は、「給料が減ることよりも耐え難いのは構造調整への不安だ」と話す。会社も今年のような不景気で9万台の販売機会を逃すものとみて歯がみしている。
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