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トミー・ラソーダ元LAドジャース監督が第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加した韓国代表チームの実力に感嘆した。
WBC国際広報大使を務めるラソーダ氏は17日(日本時間)、サンディエゴ・ペトコパークで単独インタビューに応じ、「韓国は米国・日本・ベネズエラなどと同じレベルの強豪」とし「韓国の打者は大きくてパワーがあり、今後メジャーリーグにどんどん進出するものと期待している」と述べた。
ラソーダ氏は「特に金泰均(キム・テギュン)はパワーがあり、メジャーでも十分に通用する実力だ」と称賛した。
--昨日のメキシコ戦を見たか。韓国の実力をどう思うか。
「非常にいい試合をした。 特に本塁打が3本も出るとは思わなかった。 ペトコパークは本塁打が出にくい球場だが、韓国の長打力に驚いた」
--金泰均の本塁打も見たか。 金泰均は今シーズン後、海外進出資格を得る。
「韓国選手は大きくてパワーがあり、メジャーリーグへの進出が十分に可能だ。 いま朴賛浩(パク・チャンホ)ら韓国選手がメジャーにいるが、今後もっと多くの選手が進出することを望む。十分に可能だ。特に金泰均はパワーは目を引き、打点能力も高い。 十分に通用する。 (ラソーダ監督は韓国選手のメジャー進出の可能性について話している途中、突然、李承燁に言及した)李承燁(イ・スンヨプ、読売)は韓国で56本塁打を打ち、王貞治の記録も破った。 米国に進出するべきだったが、年俸条件のため実現しなかったのが残念だ。 当時、私の考えでは3年・300万ドルは十分に受けられる実力だった。 しかしチームがマイナー水準の年俸を提示して決裂した。 私は交渉に介入する権限がなく、見守るしかなかったのが惜しまれる」
--韓国の投手のうち印象的な選手は。
「うーん…まだ目につく印象的な投手はいなかった。 実力があるといっても今すぐ思い出せる投手はいない」
--今大会の韓国の成績はどの程度予想していたか。
「私がそれを分かっていたら大金持ちになっていただろう(笑)。とにかく韓国は強い。 日本・キューバ・米国・ベネズエラなどと並ぶ強豪であることは確かだ」
--朴賛浩のオープン戦の投球は見たか。
「朴賛浩が今年はるかに強くなり、ピッチングも良くなった。 十分にフィラデルフィアの第5先発に入れると思う。 朴賛浩は私の息子だ(笑)。やってくれるはずだ」
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