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ソウル市「大学路と清渓広場を禁煙区域に」

ソウル市は16日、「通り、公園、広場などをはじめ、ソウル市内にある室外の公共場所を禁煙区域に指定するため条例を制定する」と明らかにした。

ソウル市の趙恩禧(チョ・ウンヒ)女性家族政策官は「早ければ、7月から条例を施行する方針だ」と話している。

「国民健康増進法」によると、地方自治団体長には室外を禁煙区域に指定する権限がない。従って、ソウル市が指定する「禁煙推奨区域」では喫煙を防ぐ法的根拠がなく、過怠金を課すことができない。趙政策官は「市民の自発的な参加と禁煙に対する社会的風潮が重要だ」とし「通りでの間接喫煙を減らすため、市民健康ウォーキング大会を開催しアピールしていきたい」と話している。


禁煙区域に指定される場所は、今年、造成される16のデザイン・ソウル・ストリート(大学路、梨泰院路、東小門通りなど)とソウル大学前通り、クァンナル通りなどがある。これらの禁煙ストリートには市民の目に止まりやすいように花崗岩で作った禁煙ロゴを歩道に刻む。ソウル市内のソウル広場、清渓(チョンゲ)広場、光化門(クァンファムン)広場も禁煙区域になる。

また、すべての一般飲食店には禁煙席を設けるようにする計画だ。禁煙ステッカーを貼り、優秀な飲食店にはインセンティブを支給する。現在は150平方メートル以上の食堂で喫煙席と禁煙席を区分するように義務付けている。



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