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映画「白夜行」(シネマサービス、パク・シンウ監督)の撮影に入ったソン・イェジンに会った。 「昨日、地下鉄の駅を背景に最初の場面を撮った」というソン・イェジンからは期待と興奮が感じられた。
昨年、重婚を素材にした映画「妻が結婚した」で青龍(チョンリョン)映画祭の主演女優賞を受賞したのに続き、2月27日に第45回百想(ベクサン)芸術大賞の映画部門最優秀演技賞まで手にしたソン・イェジンは「多くの人たちから激励を受ける度に、これからは何を見せればいいのか本当に悩んでしまう」と話し始めた。
ソン・イェジンに対する映画界の評価は大きく2つ。 「カン・スヨン、ムン・ソリ、チョン・ドヨンに次ぐ、国際映画祭に出ても遜色のない国家代表級女優」という評価とともに、「自分がうまく演技できる作品を選ぶ目がある女優」という言葉もある。
「本当ですか? 私はそんなに頭を使って作品を選んでいない(笑)。次作の決定はただ運命で、最も真実かつ切実な方向を選んでいるにすぎない。 本当に不思議に思うのが、特に理由もなく引かれる作品がある。 これをしなければ将来ずっと後悔するだろうって。 今回の『白夜行』もドラマと映画の間で悩んで選択した作品だった。 一度決めてしまえば、後は自分の選択を信じてやるだけ、 それ以外の妙手はない」
「白夜行」はスリラーが加わったメロー映画。 同名の日本の小説があり、ドラマにもなっている。 幼い頃に親を殺害した2人の男女が時効になるまでお互いの秘密を守りながら恋をするという内容だ。 2人を追う冷酷な刑事役にはハン・ソッキュが起用された。
ソン・イェジン「『白夜行』は経験したことのない新しい作品」(2)
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