北朝鮮内部の結束を強めつつ国際社会の非難を避け、利益は極大化する狙いだ。体制の結束と「実力」を対内に宣伝するには、最高人民会議第12期・1回目の会議(4月9日前後に推定)を控えた時点が適期だ。
金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の第1期体制がスタートした98年8月の発射当時も、第10期・1回目の会議を控えた時点だった。当時、北朝鮮は「光明星1号の発射に成功、人工衛星が地球を回り、金日成(キム・イルソン)、金正日両将軍の歌が全世界に響き渡っている」と宣伝した。それだけに、故金日成主席の誕生日(4月15日)と金委員長第3期体制の発足を控えて「祝砲」を打ちたいということだ。
金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の第1期体制がスタートした98年8月の発射当時も、第10期・1回目の会議を控えた時点だった。当時、北朝鮮は「光明星1号の発射に成功、人工衛星が地球を回り、金日成(キム・イルソン)、金正日両将軍の歌が全世界に響き渡っている」と宣伝した。それだけに、故金日成主席の誕生日(4月15日)と金委員長第3期体制の発足を控えて「祝砲」を打ちたいということだ。
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