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バラク・オバマ米国大統領が相次いで韓国について発言をしている。
10日「韓国の子供が米国の子供より(1年に)ひと月以上多く授業を受けている」とし、韓国を米国の教育改革モデルとして挙げた。
実際のところ、経済協力開発機構(OECD)が発表した2008年教育指標によれば韓国の小中高校の授業日数はそれぞれ年間204日だ。米国(180日)より24日多い。ただ「米国の場合、授業日数は少ないが、1日の授業時間は長い」と韓国教育開発院国際比較統計チーム長のパク・ジョンヒョ氏は、単純比較は難しいことを指摘した。
しかし韓国は教育指標として米国を上回るケースが多い。OECDによると2006年基準で韓国の25~34歳の高等学校履修率(97%)は米国より10ポイント高い。全人口のうち大学卒業者の割合(53%)も米国(39%)を大きく上回る。国際学力評価では、韓国はトップ圏だが米国は下位圏だ。
またオバマ大統領は先月24日の議会立会い演説では「米国の自動車会社が新型ハイブリッド自動車を生産しているが、これらの自動車には韓国産バッテリーが入っている」と述べた。ゼネラスモータース(GM)の電気自動車「シボレーボルト」にLG化学のリチウムイオンバッテリーが装着されていることを言及したのだ。LG化学は2010年から6年間GMにバッテリーを供給する契約を結んでいる。
オバマ大統領の韓国関連発言の本音は?(2)
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