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【グローバルアイ】‘経営の神様’松下幸之助の教え(2)

日本の経営専門出版社PHP研究所が先月出版した、松下の『不況に克つ12の知恵』は2週間で10万部が売れた。 この本は現在、東京駅前の八重洲ブックセンター本店など主要書店のベストセラー1位になっている。 1月末に出てきた『松下幸之助が直接語りかける成功のために大切なこと』も2週間で3万部が売れた。 放送局も相次いで松下幸之助特集番組を放送し、不況と危機を克服した彼の経営哲学を紹介している。

『不況に克つ12の知恵』は、松下幸之助が講演などで述べた経営戦略を集めた語録集だ。 不況に克つ12の知恵は▽覚悟を決める▽悲観せず経営理念を守る▽解決策はいくらでもある▽発想を転換する▽不況時に人材育成▽責任は自分にある--など、初心に戻って前向きに危機状況を乗り越えようというメッセージだ。 松下は危機状況でも一人も職員を解雇しない経営者として有名だった。

秘書として長い間松下の側近にいたPHP研究所の江口克彦社長は「松下は会社が誰のために存在するのか深く考える人だった」とし「リストラをするならまずは経営者がやめなければならない、という信念を持っていた」と述べた。


松下は「社員と人を大切にしなければいけない。 人は物ではない」と経営者に繰り返し教えたという。 「不況期に会社が生き残るためには止むを得ない」と言って簡単に解雇する世界の経営者が胸に刻まなければならない部分だ。



【グローバルアイ】‘経営の神様’松下幸之助の教え(1)

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