少女時代 |
プロデューサーのつんく(40、本名:寺田光男)は日本で多くの女性アイドルグループを成功させた「芸能界ミダスの手」と呼ばれている。1990年代後半、少女グループブームを導いた「モーニング娘」をはじめ、現在、活動中の女性人気グループ「Berryz工房」「℃‐ute」(キュート)などはつんくの手を経て誕生している。
つんくという芸名はツンとしたヘアースタイルのために、子どものころから友達に「ツン君」と呼ばれていたことから付けられた。1990年代にバンド「シャ乱Q」のメンバーとして1300曲以上を作曲、今度は韓国の音楽市場に目を向けた。4月から音楽チャンネルM.netとともに女性アイドル集団「Helloプロジェクト」の韓国人メンバーを選ぶオーディションを企画した。「韓国で才能のある人材を選び、日本の芸能界でデビューさせる」ために来韓したツンクと9日に会った。
◇「可能性のある人をすべて選びたい」=BoA、東方神起をはじめとする韓国歌手が日本で活動しているが、日本の大手プロダクションが韓国で芸能志望者を直接選ぶのは今回が初めてとなる。
「日本で人気のある韓国人グループや韓国のテレビ番組を通じて芸能人を見ていると、韓国人の音楽センス、特に優れたリズム感覚を持っていると感じました。カラオケで踊りながら歌う人々を見ていても、日本人とは違うグルーブ(乗り)を持っているようです。このような才能を持つ韓国人が訓練さえきちんと受ければ、韓国や日本ばかりでなくアジア全体に旋風を巻き起こせると思うのです」
つんく「アジアに旋風を巻き起こすアイドルを韓国で発掘したい」(2)
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