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携帯電話の世界大手5社のひとつ、ソニー・エリクソンが国内で初めて端末機を発売する。
ソニー・エリクソン・コリアは10日、ソウル市内のホテルで開かれた記者懇談会で、SKテレコムと共同でフルタッチスマートフォン「エクスペリアX1」を発売すると明らかにした。
この端末機はソニー・エリクソンが昨年10月に欧州での発売を皮切りにグローバルフォンとして発売した製品だ。スライディングするQWERTY配列のキーボードと、3インチのフルタッチスクリーン、300万画素の高画質カメラを装備する。基本ソフト(OS)はマイクロソフトの「ウィンドウズ・モバイル6.1」で、外付けメモリーは16ギガバイトまで可能。SKテレコムが独自開発したスマートフォン専用の有線・無線インターネット接続プログラム「マイスマートパネル」と、韓国の無線インターネットプラットフォームの「WIPI」を搭載する。米国での価格は699ドル。国内では今月下旬から80万ウォン(約5万2000円)台で販売される予定だ。
ソニー・エリクソン・コリアのハン・ヨンヒ代表は、「SKネットワークスとソニー・コリアのサービスセンター60カ所でアフターサービスを提供する」と述べた。ソニー・エリクソンのアジア太平洋地域総括責任者を務める石塚宏一副会長は、「エクスペリアX1はマルチメディア技術力と革新的なデザインで世界市場で人気を集めている。特に現地の移動通信会社が独自プログラムを搭載した国は韓国が唯一だ」と強調した。
ソニー・エリクソンに続きノキアも今月中に「6210ナビゲーター」を発売する見通しだ。これにより国内でも世界携帯電話のビッグ5のブランドがすべて出そろうことになる。
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