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iPodを抜いた国産の底力、三星電子MP3「yepp」



MP3プレーヤー市場が‘第2の全盛期’を迎えた。

1990年代末、レインコムは音楽をデジタル技術で再生する「アイリバー」でMP3時代を開いた。 アイリバーは世界的なヒット商品になった。 その後、アップルの「iPod」が大ヒットを続けた。 以後、MP3プレーヤー市場はしばらく停滞していたが、最近、‘聴くMP3’から動画像コンテンツも見る‘携帯用マルチメディア端末機’にアップグレードされ、また活気を帯びている。 特にMP3宗主国の韓国で三星(サムスン)電子が「yepp」ブランドで市場攻略に乗り出し、「iPod」に挑戦状を投じた。


今回のブランド競争力評価で「yepp」は「アイリバー」「iPod」を抑えて1位になった。 特に「yepp」は前年比で5点上がり、2点の上昇にとどまった「アイリバー」を抑えた。 持続的に性能・品質を向上させながら大企業ブランドが信頼を与えたのが功を奏した。 「yepp」は昨年、フランス産業デザイン振興院が選定した「最も優れたデザインスター賞」に選ばれ、品質とデザインが認められた。 最近登場した「YP-P3」モデルは、ヒット携帯電話機「HAPTIC」の使用者環境(UI)を適用したプレミアムフルタッチMP3プレーヤーだ。

三星(サムスン)電子のヨム・チョルジン次長は「ミュージックとドラマを接続した‘ミュージックテリング’マーケティングがブランドの認知度を高めた。単なる新しい音楽ではなく、ストーリーが込められた音楽で消費者の感性を刺激する」と説明した。



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