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韓国が9日、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第1ラウンドA組最終戦で日本を1-0で破り、堂々と組1位で第2ラウンドに進出することになった。 しかしまだ前途は長い。
16日(日本時間)から行われる第2ラウンドは強豪がそろっているうえ、日本とも最多で3度対戦する可能性がある。 また第1ラウンドで表れた代表チームの弱点も少なくない。 韓国が第1回大会に続いて世界4強神話を再現するために解決しなければならない課題を整理した。
◇諸刃の剣‘機動力野球’
金寅植(キム・インシク)代表チーム監督は大会前から打線の機動力をできるだけ活用する考えを明らかにした。 しかし無理な走塁プレーは試合の流れを変える。 9日の韓国-日本の1・2位決定戦がそうだった。 韓国はなんと5人の走者がアウトになり、追加得点のチャンスを逃した。
4回、金泰均(キム・テギュン)のタイムリーヒットで一塁走者の鄭根宇(チョン・グンウ)が三塁でタッチアウトとなり、7回無死二、三塁のチャンスでは李大浩(イ・デホ)の遊ゴロで三塁走者・金賢洙(キム・ヒョンス)と二塁走者・金泰均が無理な進塁を試みて同時にアウトとなった。 ともに意欲が先立ち、相手の守備能力を看過した結果だった。
金監督は9日の日本戦後、「未熟な走塁プレーで得点の機会を逃した。今後、修正していかなければならない問題だ」と話した。
<WBC>第1ラウンドで表れた韓国代表の3つの課題(2)
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