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俳優ソン・スンホンは9日午後、ソウル小公洞(ソゴンドン)のロッテホテル・クリスタルボールルームで開催されたMBC(文化放送)テレビドラマ「エデンの東」放送終の了記者会見で情熱的な恋愛観を述べた。
ソン・スンホンは劇中、イ・ドンチョル役を演じ、家族のために愛する女性を手放したが、彼女に対する気持ちを絶つことができないまま、そばで見守っていた。
ソン・スンホンはこれについて「劇中では辛かったが、手放さなければならなかった。劇中ではそれしか方法がない状況だったが、自分ならこのようにはしない。イ・ドンチョルの恋愛にはもどかしい面もあった」とし「愛のためなら、自分はどんなものでも捨てられる」と話した。
またソン・スンホンは記者会見の席上で「エデンの東」についての批判に対し、率直な意見を述べた。
ソン・スンホンは「人間なら良い話ならうれしいし、悪い話なら傷つけられるが、関心や愛情があるからこそ、非難されるのだと受けとめている」とし「イ・ドンチョルは自分が見ても、正義感が強かった。このため、不正をはたらいても美化された部分があるようで、銃で撃たれても1、2時間で完治するスーパーマンのようなところがあった」と指摘した。
しかし「メロドラマチック」という一部の批判については、「このような批判があったことは知っているが、恋人や家族との愛など、すべての物事がいち早く変化していく時代の中で、愛の本質は時間が過ぎ去っても変わらないということを演じることができ、満足している」と伝えた。
最後にソン・スンホンは8カ月にわたりイ・ドンチョル役を演じた感想として「長いあいだ笑うことなく涙を流す役は珍しかった。エンディングで恋人のククチャと短く微笑み合ったのが、ドラマで笑った唯一の場面。次の作品では笑える演技ができたらいい」とコメントした。
「エデンの東」は10日に55回と56回を連続で放送し、8カ月にわたる長いドラマの幕を閉じる。
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