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大学は6年制? 就職難で卒業先送り

男子7年、女子4年7カ月在学

ソウルの4年制大学に通うソさん(24、女性)は当初2月に予定されていた卒業を先送りした。卒業前に就職すべきとの考えから1学期を休学した。ソさんは昨学期に卒業に必要な単位を十分に取れたが、一部の科目でわざと「F」を取った。ソさんは「就職情報を早く得られ、友だちや後輩と一緒に準備できるので学校にいるほうがいいようだ」と話す。

就職難で卒業を先送りする大学生が増え、「4年制大学」という言葉は色あせている。就職ポータルサイトのインクルートが2月に4年制大学を卒業した1万1161人の履歴書を分析した結果、入学から卒業までにかかった期間は平均で6年となった。10年前の1999年の卒業者を対象にした調査では5年7カ月で、5カ月長くなっている。


男子学生の在学期間はより長くなっている。99年に平均6年4カ月だったが、今年は平均7年と8カ月長くなっている。女子学生は10年前の4年4カ月から3カ月増えた。

インクルートの李光錫(イ・グァンソク)代表は、「就職難が厳しくなり、学校に籍を置く卒業予定者の身分が就職準備により有利だという認識がひろまったようだ。これといった進路を定めずに卒業だけを遅らせるのは就職の役には立たない。適性を早く把握して体系的な計画を立てるべき」とアドバイスしている。



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