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<WBC>9日に2度目の韓日戦、雪辱のチャンス(2)

◆復活したイチローを防げ=日本のリーダー、イチローを封じ込めるのも勝負のカギだ。最近激しい不振に陥っていたイチローは、韓国戦で3安打1盗塁の猛活躍を見せチームの勝利を先導した。原監督と松坂大輔投手は、「イチローが初打席から安打を放ち、チーム全体に活力を吹き込んだ」と満足感を示した。

金寅植監督は、「北京五輪の時とは日本の選手構成が違う。日本はメジャーリーガー5人が補強されたが、韓国は李承燁(イ・スンヨプ)、金東柱(キム・ドンジュ)、朴鎮万(パク・ジンマン)など主軸選手が抜けた」と話す。

◆過去の試合は忘れろ=8日の中国戦を控えた韓国代表チーム関係者は、チームの雰囲気を問う質問に、「ショックがないわけはない。朴勍完(パク・キョンワン、SK)は腹が立って眠れなかったという」と答えた。しかし代表チームはすぐにムードを立て直している。日本戦直後に金寅植監督主宰で選手団ミーティングをしたのに続き、8日にも宿舎と競技場で繰り返し選手らを集めて「必ず雪辱を果たそう」と念を押した。金監督は、「9日の日本戦は7日とは違う様相になるだろう。日本に14点を与えたのは流れを奪われたためだ。われわれも流れに乗れる。林昌勇(イム・チャンヨン)、鄭大炫(チョン・デヒョン)、呉 昇桓(オ・スンファン)などブルペン投手を総動員する」と明らかにした。


一方、日本は依然として警戒心を解いていない。原監督は、「1試合で大勝したといって韓国野球に対する苦手意識が消えることはない」と述べている。松坂投手は、「日本がWBCで優勝するためには必ず韓国に勝たなくてはならない」と話している。



<WBC>9日に2度目の韓日戦、雪辱のチャンス(1)

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