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韓国と日本が2日ぶりに対決する。韓国は8日に東京ドームで行われた第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第1ラウンドAグループ中国との試合で14対0、7回コールドゲームで勝利し、第2ラウンド進出を決めた。韓国は9日午後6時30分、同じく東京ドームで日本との1位決定戦に望む。韓国としては7日に日本と2対14、衝撃の7回コールドで敗れた雪辱を晴らす機会だ。
韓国は左腕の奉重根(ポン・ジュングン、LG)を日本は右腕の岩隈久志(楽天)をそれぞれ先発投手として予告している。岩隈は昨年21勝4敗(平均自責点1.87)で、最高の投手に与えられる沢村賞とパ・リーグのMVPを同時に受賞している。
◆「顕微鏡野球」を超えろ=韓国が2敗しないためには日本の徹底した分析を逆に利用すべきだ。7日の試合の最大の敗因となった先発の金広鉉(キム・グァンヒョン、SK)の不振も日本特有の「データ野球」のためだった。金広鉉は1イニング1/3の間に7安打2四球を与え8失点を食らった。昨年の北京オリンピックで金広鉉に2度の屈辱を受けた日本は今回の大会を控え金広鉉を細かく分析した。その結果日本の打者は試合序盤から金広鉉の直球は流し、スライダー、チェンジアップ、カーブなどの変化球を集中的に攻略した。
日本代表の原辰徳監督は、「データを通じて金広鉉を深く分析した。変化球を狙ったのも作戦のひとつだった」と話す。韓国代表の金寅植(キム・インシク)監督は、「金広鉉がやや緊張しており、コンディションもよくなかった。投球パターンを日本に読まれていた」と敗因を説明している。
<WBC>9日に2度目の韓日戦、雪辱のチャンス(2)
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