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金広鉉(キム・クァンヒョン、21、SK)か、それとも他の投手か。第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表チームが「金広鉉ジレンマ」に陥った。
韓国と日本が7日のWBC第1ラウンド第2戦で対戦する場合、‘当然’金広鉉が先発するということが既定事実化している。 しかし東京の雰囲気は必ずしもそうではない。 金広鉉が歯の痛みなどコンディションが完璧でないうえ、独特のWBC対戦方式のため戦力を配分する必要性があるからだ。
金寅植(キム・インシク)代表チーム監督は日本・東京で第1ラウンドが開幕するまで、一度も金広鉉の活用案を公開していない。 金広鉉がインタビューで「日本戦に登板するなら…」と条件付きで話しているだけだ。
代表チームの関係者は「決勝ラウンドまで行けば日本とは最多で5回も対戦することになる。金広鉉をあまりにも早く使いすぎるのではないかという意見も出ている」と伝えた。 金広鉉は2日の西武戦に登板し、中4日のローテーションに合わせたが、この日、奉重根(ボン・ジュングン、29、LG)、張ウォン三(チャン・ウォンサム、26、ヒーローズ)、孫敏漢(ソン・ミンハン、35、ロッテ)など他の先発投手もマウンドに上がった。
ホ・クヨンMBC(文化放送)解説委員は「日本側は金広鉉の分析に集中している。苦手なスタイルの投手だとしても、何度も見ると慣れてくる」と憂慮を表した。 金広鉉は07年アジアシリーズ(対中日)で日本の打者を抑え、北京オリンピック(五輪)でも日本戦2試合で好投(13イニング1/3で2自責点)した。 しかし金広鉉は昨年のアジアシリーズで西武戦に登板し、4イニング2/3を3自責点と振るわなかった。
金監督は東京入りする前に、ひとまず7日の先発投手を決めているはずだ。 そして何度か悩み、6日の台湾戦が終わった後、先発を確定しているはずだ。 果たして本当に金広鉉が登板するのか。
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