|
ペ・ヨンジュンが漆職人に会うため極秘に日本を訪問した。韓国の文化と観光を紹介する「韓国の美」(仮題)を執筆中のペ・ヨンジュンは先月末、1週間の日程で日本を訪問し、伝統漆工芸家の全龍福(チョン・ヨンボク)さんに師事した。
今回の訪問は昨年の韓国での初めての出会いの延長線上だった。当時ペ・ヨンジュンは本に載せる内容をインタビューする中で漆の魅力にはまり、直接習いたいという意向を伝え今回日本に渡ることになった。
全龍福さんは国内で活動後に日本の文化遺産である目黒雅叙園の室内を3年かけて復元したことで世界的な漆工芸家としての名声を得た。岩手県にある岩山漆芸美術館を運営している。
ペ・ヨンジュンは岩山美術館を訪問し、筆の持ち方から漆を載せて広げ模様を入れ多様な色彩の漆で絵を描く方法まで学んだ。数日にわたり漆に関する追加取材をしたのち帰国する計画だ。
美術館関係者は、「伝統文化と職人の精神を理解しようとする気持ちがうかがえた。単純な体験を超え、漆工芸の初心者としての熱意と才能が見られた」と話している。
ペ・ヨンジュンが直接写真撮影を行い取材する旅行ガイドとして話題になっている「韓国の美」は所属事務所のBOFの親会社のキーイーストを通じ下半期に刊行される予定だ。
この記事を読んで…