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ウォン安が急激に進んだことで、韓国は米国・EU・日本などに比べて輸入車の価格が相対的に安い国になった。
輸入車企業が販売不振を懸念して為替レート要因を車の価格に反映できず、こうした現象が起きている。
中央日報が輸入自動車専門誌「ストラーダ」とともに国内で販売されている輸入車と海外現地価格を比較した結果、こうしたことが分かった。
昨年上半期までは輸入車の国内販売価格が高く、輸入業者が暴利を得ているという非難を受けたが、そのわずか6カ月後、「売れば売るほど損をする」という声が出てきているのだ。 韓国ウォンは3月2日基準で、年末の1ドル=1286ウォンに比べ25%も値下がりしている。
日本のホンダ・アコードV6 3.5は国内販売価格が4590万ウォンだが、日本では390万円、約6364万ウォンで販売されている。 2億350万ウォンのメルセデス・ベンツCL63 AMGはドイツで14万8096ユーロ、2億9426万ウォンだ。 国内販売価格が9100万ウォンも安い。 ランドローバー・ディスカバリー3ディーゼルも国内価格は7320万ウォンだが、英国では4万4405ポンド、約9946万ウォンと大きな差がある。
ウォン急落で輸入車は‘売るほど損’(2)
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