韓国ウォンが3日、通貨当局の市場介入で値上がりに転じた。2月末の外貨準備高は2000億ドル台を維持した。
この日、取引開始直後1ドル=1594ウォンまでウォン安ドル高が進んだが、政府の市場介入で値上がりに転じた。ウォンは前日比17.9ウォン値上がりした1ドル=1552.4ウォンで取引を終えた。これは2月25日以来4営業日ぶりのウォン高ドル安。
企業銀行資金運用部のキム・ソンスン次長は「通貨当局がこの日、持続的にドルを供給したようだ。これまでドル買いに出ていた海外でも傍観または一部ドル売りが出た」と述べた。
ひとまず市場は、政府が1ドル=1500ウォン台を維持するという意志を見せたものと受け止めている。ウリィ先物金融工学チームのシン・ジンホ研究員は「政府の介入を受け、韓国ウォンがさらに値下がりするという心理はひとまず弱まった」と説明した。介入規模は2日と同じ7億-8億ドルと推定された。尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)企画財政部長官もこの日、「納税者の日」行事に出席し、「ウォン安がずっと続くことはない」と述べた。
しかし政府の‘腕力’効果は一時的なケースが多い。東ヨーロッパの金融危機などで国際金融市場が動揺すれば、またウォン安になる可能性がある。外貨準備高がウォン安を阻止できるかどうかがカギだ。
韓国銀行(韓銀)によると、2月の外貨準備高は前月比2億ドル減の2015億4000万ドルだった。2月はウォン安阻止のために外貨準備高を大きく切り崩さなかったということだ。2000億ドルという象徴的な数字を維持するという側面もあり、下手に介入する場合、ウォン安を阻止できないまま外貨準備高だけが減るからだ。
ひとまず政府と韓銀は経常収支が2月から黒字に転じると期待している。旅行などサービス収支を除いた先月の貿易収支は33億ドルの黒字を記録した。経常収支が黒字になると、国内に入るドルが増えるため、外貨準備高を切り崩してウォン安を阻止しなくてもよい。
韓銀国際企画チームのハ・クンチョル次長は「銀行が追加で外債を返しても2月以降は経常収支の黒字が続くと予想され、外貨準備高が大幅に減ることはないだろう」と話した。国内銀行などが昨年10-12月に450億ドルの負債を償還しただけに、追加償還の負担は大きくないということだ。
三星(サムスン)経済研究所のチャン・ジェチョル首席研究員は「政府が外国為替市場に過度に介入するのは問題かもしれないが、2000億ドルという数字にこだわる必要はない」と述べた。
この日、取引開始直後1ドル=1594ウォンまでウォン安ドル高が進んだが、政府の市場介入で値上がりに転じた。ウォンは前日比17.9ウォン値上がりした1ドル=1552.4ウォンで取引を終えた。これは2月25日以来4営業日ぶりのウォン高ドル安。
企業銀行資金運用部のキム・ソンスン次長は「通貨当局がこの日、持続的にドルを供給したようだ。これまでドル買いに出ていた海外でも傍観または一部ドル売りが出た」と述べた。
ひとまず市場は、政府が1ドル=1500ウォン台を維持するという意志を見せたものと受け止めている。ウリィ先物金融工学チームのシン・ジンホ研究員は「政府の介入を受け、韓国ウォンがさらに値下がりするという心理はひとまず弱まった」と説明した。介入規模は2日と同じ7億-8億ドルと推定された。尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)企画財政部長官もこの日、「納税者の日」行事に出席し、「ウォン安がずっと続くことはない」と述べた。
しかし政府の‘腕力’効果は一時的なケースが多い。東ヨーロッパの金融危機などで国際金融市場が動揺すれば、またウォン安になる可能性がある。外貨準備高がウォン安を阻止できるかどうかがカギだ。
韓国銀行(韓銀)によると、2月の外貨準備高は前月比2億ドル減の2015億4000万ドルだった。2月はウォン安阻止のために外貨準備高を大きく切り崩さなかったということだ。2000億ドルという象徴的な数字を維持するという側面もあり、下手に介入する場合、ウォン安を阻止できないまま外貨準備高だけが減るからだ。
ひとまず政府と韓銀は経常収支が2月から黒字に転じると期待している。旅行などサービス収支を除いた先月の貿易収支は33億ドルの黒字を記録した。経常収支が黒字になると、国内に入るドルが増えるため、外貨準備高を切り崩してウォン安を阻止しなくてもよい。
韓銀国際企画チームのハ・クンチョル次長は「銀行が追加で外債を返しても2月以降は経常収支の黒字が続くと予想され、外貨準備高が大幅に減ることはないだろう」と話した。国内銀行などが昨年10-12月に450億ドルの負債を償還しただけに、追加償還の負担は大きくないということだ。
三星(サムスン)経済研究所のチャン・ジェチョル首席研究員は「政府が外国為替市場に過度に介入するのは問題かもしれないが、2000億ドルという数字にこだわる必要はない」と述べた。
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