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【コラム】ロシアの経済危機、韓国には機会だ

「妻を冬物ブーツと交換します」

1990年代中盤、モスクワのバスで、酷寒により霜で白く凍り付いた窓に書かれた自嘲的な文句がメディアで報道され話題になった。開放以降ロシア経済が混乱していた時期の生活苦を風刺した広告性の文句だった。物資が不足し懐事情も厳しかったこのころ、住民らは必要な生活物資を物々交換を通じて求めたりした。家にある物を市場に持って行き必要なものと交換したり、広告を見て交換したりした。2000年代に入りロシア経済が回復し歴史の中に消えたかと思えたこの習慣が最近になり復活している。

「私が大事にしていた中古自動車をノートパソコンと交換します」「木材加工所の設備を自動車と交換します」--。ロシアのインターネットサイトで簡単に見つけられる広告だ。現地メディアは最近、新聞とインターネットに物々交換の広告が大幅に増えたと伝えている。失業と減俸、賃金未払いなどで購買力を失った住民らがまた原始的な生存方式に回帰しているのだ。


米国発の金融危機と原油価格下落はロシア経済に致命打を与えた。1バレル=150ドルまで高騰した原油価格は40ドル以下に急落し、オイルマネーの上に成り立っていた経済が崩れ落ちている。株価は昨年8月に比べ80%近く落ち込んでおり、6000億ドルに迫っていた外貨準備高も3800億ドルまで減少した。失業者も600万人を超えた。反政府デモが増え、一時は「ツァー」(皇帝)とあがめられたプーチン首相に対する非難の世論が高まっている。先月には憤怒したモスクワの女性たちが、プーチン首相を支持する夫や恋人とベッドをともにするのをやめようという意味で「私たちはプーチン主義者とは寝ない」と書かれたプラカードを掲げてデモを行ったりもした。

いま韓国が他人のことを振り返る余裕もない状態でなぜ他国の話をするのかと思うかもしれない。それは正しい。しかしわざわざロシアの話を持ち出したのは、この国の危機が韓国に意外な機会を与えるかもしれないという考えからだ。ロシアがあふれかえるオイルマネーにうれしい悲鳴を上げていた昨年中頃まで、韓国企業のロシア進出は面倒なことだった。ロシア政府や国営企業は分厚い懐事情を誇り、それなりの投資提案にも見向きもしなかった。しかし危機が深まるいま、彼らの態度にも変化が現れている。

先月中旬にプーチン首相の右腕としてエネルギー問題を総括するセチン副首相が3日間の日程で韓国を訪れた。危機の中で突然エネルギー長官をはじめとする主要経済官庁や国営企業のトップらを率いて訪韓したのだ。国内の産業施設と証券取引所まで視察したセチン副首相は、李明博(イ・ミョンバク)大統領と韓昇洙(ハン・スンス)首相と会い、両国の経済協力について意味のある対話を交わした。セチン副首相は特に、白紙化の危機にあるロシアの西カムチャツカ海上油田開発事業に韓国が継続して参画できるとの言質を与えたという。韓国石油公社などが2004年から3500億ウォンの探査費用をかけて進めていた西カムチャツカプロジェクトは、韓国が10年にわたる対ロシア資源外交で獲得した唯一の成果だった。しかし昨年8月にロシア政府が突然契約終了を通告してきたことから水泡に帰す危機に陥った。ロシアがまた韓国を引き入れようとするのは、外国からの投資がそれだけ切実だという証拠といえる。訪韓に先立ち中国を訪れたセチン副首相は、中国政府に250億ドルの借款を要請し支援の約束を得た。ロシアの差し迫った状況が感じられる話だ。

このようにロシアの事情が苦しいいまが韓国には機会にもなる。これまでロシアが高姿勢を見せていた資源開発プロジェクトやインフラ構築事業などへの参画の可能性を積極的に打診すべきだ。もちろん韓国政府や企業も余力がないといえる。しかし韓国の大企業が保有する現金だけで100兆ウォン台に上るといい、身動きがとれないほどではないだろう。危機の脱出口を求め外国に目を向けることもひとつの方法だ。



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