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巨人の李承燁(イ・スンヨプ)が爽快な二塁打を放った。
李承燁は2日に東京ドームで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)台湾代表との強化試合で、7回表に2点二塁打を叩き出すなど3打数1安打1四球を記録した。
安打が出るまで李承燁の沈黙は深刻だった。前日に日本代表との強化試合で2打数無安打1四球にとどまった李承燁は、この日も1回に四球、3回と5回は三振に倒れた。その前にも李承燁は先月28日の中国代表との強化試合で3打数1安打にとどまった。先月21・22日の日本代表との強化試合でも無安打だった。台湾戦での2塁打を含めても李承燁の強化試合5試合での成績は10打数2安打にすぎない。
一方、この日の試合を見守った韓国代表チームのイ・スンチョル打撃コーチは、「李振昌が昨年の北京オリンピックアジア予選の時はサイドアームに近かった。しかしいまは腕の角度が大きく上がった。球速が速くなり、代わりにムーブメントは以前ほどではないようだ」と評価した。李振昌は2イニング2/3で4被安打2失点を記録した。
李承燁から2度の三振を奪った倪福徳は警戒対象とみられる。珍しく左腕サイドアームの倪福徳は、球速は速くはないが代わりにコントロールと制球力は高い水準だった。
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