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<WBC>「日本キラー」金広鉉、西武戦で不振

「日本キラー」の異名を取る金広鉉(キム・グァンヒョン、SK)が2日、西武ドームで行われた強化試合でやや不振な姿を見せた。金広鉉はこの日、3イニングで6被安打1失点を記録した。

金寅植(キム・インシク)代表監督は、「金広鉉がいつもよりよくなかった。スピードが最高ではなく、真ん中に入る球も多かった」と懸念の声を上げた。西武の渡辺久信監督も、「金広鉉が全力で投げる球は威力がある。しかし時々力が抜けたような球があり、そういうところにすきがある」と指摘した。

一方金広鉉は、「投球数を減らそうと気にして安打を多く打たれた。それでも自分の球を投げた。点数を与えたのは相手の運が良かっただけ」と気丈に受け答えた。


◇渡辺監督「韓国は五輪金メダルチームらしかった」

西武の渡辺監督が韓国代表チームの戦力に高い評価を与えた。渡辺監督は韓国との強化試合で2対4で敗れた後、「オリンピック優勝チームでありやはり団結力が強いという印象を受けた。韓国の投手陣は力強い球を浴びせ、打者もスイングがとてもすごい。日本には脅威になると思う」と評価した。

この日5打数4安打を記録した大崎雄太朗も「韓国の投手は直球に力がある。打席に立って直接見たらすごい投球だと感じた」と評価した。



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