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右ひじに打球を受けた林昌勇(イム・チャンヨン、33、ヤクルト)の負傷の程度をめぐり、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓日代表チームが激しい情報戦を繰り広げている。 林昌勇が登板可否がアジアラウンドの順位に影響を及ぼしうるからだ。
林昌勇を診察した医師はピッチング可能時期を1週間後と診断した。 一方、金寅植(キム・インシク)代表チーム監督は「痛い?それでも投げなさい」という反応を見せた。 こうした言葉だけでは、林昌勇の第1ラウンド登板の可能性は不透明だ。 日本は正確な情報を把握するため、一方、韓国はこれを隠すため、さまざまな努力をしている。
▽日本は情報収集に注力
林昌勇は28日に行われた中日ドラゴンズとのオープン戦で、7回、藤井の打球に右ひじに受けて倒れた。 直ちに病院に運ばれ、X線検査を受けたが、骨には異常がなかった。 しかし痛みがあるだけに「1週間後から投球が可能」という診断が下された。 アジアラウンドが9日に終わるため、林昌勇がこの時までコンディションを取り戻せるかどうかは不透明だ。
深刻な負傷ではないが、日本のメディアは1日付で林昌勇の負傷を大きく取り上げた。 ライバルの韓国を破るための好材料と考えたのだ。 早くから代表チームの抑え投手に決まっていた林昌勇は、日本で昨年1勝5敗33セーブ、防御率3.00をマークした。
日本代表チームは正確な情報を得るために東奔西走している。 すでにヤクルト球団を通じて林昌勇の現状把握に入った。 林昌勇が6日に予定された日本戦に登板できないという結論が出れば、日本代表チームは本格派右腕の呉昇桓(オ・スンファン、27、三星)と下手投げの鄭大ヒョン(チョン・デヒョン、31、SK)に対応する戦略を立てなければならない。
<WBC>林昌勇の負傷めぐり韓日が情報戦(2)
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