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2年後には韓国も衛星強国…北のミサイルも確認(2)

 「アリラン5号」はマイクロ電波を地上に放った後、反射してくる信号を映像にする。 マイクロ波は天気や昼夜の影響をほとんど受けない。 一般的な地表の場合は地下数十センチ、砂の場合は1-2メートルまで入る透過力もある。 土の中に埋まった古代遺跡や砂漠に埋もれた川を探し出せたのはレーダー衛星の力による部分が大きい。これを軍事用に使用する場合、昼夜に関係なく、山間奥地に隠れた敵の動きを監視できる。

「アリラン3A号」は熱を感知して映像にする衛星だ。 北朝鮮がテポドン2号を発射する場合、その周辺は炎で覆われ、強烈な赤外線が出てくる。 「アリラン3A号」がその地域を撮影すれば、すぐに発射の事実を知ることができる。 他の衛星では難しくても、赤外線衛星は欺くことができない。

飛行機やタンクがいつ作戦に投入され、エンジンを止めて休んでいるかなども赤外線衛星を活用すれば容易に分かる。 たとえ隠そうとしても、武器から出る赤外線を防ぐのは難しい。


◇衛星映像統合管理センターの設立を=今後、韓国が保有する地球観測衛星から生産される映像は使い道が多い。 軍事的な使用だけでなく、環境・農業、国土管理、交通、水資源管理など活用技術開発によって大きな付加価値も生じる。 大韓遠隔探査学会のキム・チョン会長(国民大学教授)は「政府が衛星開発と打ち上げに集中するのも重要だが、そこで生産される映像をうまく活用する方法も考えなければならない」と強調した。 すなわち、統合衛星データ管理センターを設立しなければならないということだ。

宇宙開発強国の米国とカナダ・ヨーロッパ・日本はすでにこうした機関を設立し、集中投資している。朴英娥(パク・ヨンア)議員(ハンナラ党)が24日に主催した「衛星活用案を摸索するための討論会」でも、こうした問題が集中的に論議された。



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