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ロッテグループの辛格浩(シン・ギョクホ)会長が、経営難に陥っている系列会社3社に950億ウォン相当の個人資産を投入した。ロッテグループは辛会長が保有する系列5社の株式28万800株をロッテ機工、フードスター、KPケミカルに無償贈与したと26日に公示を通じて明らかにした。贈与された株式は欠損金と負債返済などに使われ会社の財務構造改善に使われる予定だ。
ロッテ機工は辛会長が持つロッテ建設の株16万3300株(0.7%)、韓国富士フイルムの株3650株(2.6%)、ロッテ製菓の株2万1310株(1.5%)など500億ウォン相当の贈与を受けた。フードスターは250億ウォン相当のロッテ情報通信株5万5350株(6.5%)、KPケミカルは200億ウォン相当のロッテアルミニウム株3万7000株(3.9%)をそれぞれ受け取った。
ロッテグループの李暢遠(イ・チャンウォン)政策本部理事は、「私財を出してでも欠損法人の経営正常化を進めたいという辛会長の意向により贈与された」と説明した。世界的な金融危機が始まって以来、大企業のオーナーが私財を提供して系列会社を支援するのは初めてのケースだという。
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