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竹下副大臣は政財界の実力者、瀬島龍三元伊藤忠商事会長とつながりがある。兄の竹下登元首相を通じてだ。竹下元首相が大蔵大臣だった1980年代初めに権元代表と初めて会うと、「瀬島先生の紹介を受けました。私は瀬島学校の生徒です」と話したという逸話がしられている。瀬島元会長と竹下元首相は権元代表とともに83年の韓日首脳会談を引き出した。
任議長は竹下副大臣と会った後、周辺には「妻の父が権前代表だと話したら、竹下副大臣が『よく知っている』と喜んでいた」と話していた。2人が会合を持ってから1カ月もせずに任議長は竹下副大臣から、「要請通りに(スワップ限度を)増やした」と連絡を受けたという。韓日通貨スワップが300億ドルに確定した瞬間だった。任議長と竹下副大臣のラインはその後も継続して稼働しているという。
韓日通貨スワップ…任太熙議長と竹下亘副大臣の縁(1)
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