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第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)代表チームの中心打者に挙げられる秋信守(チュ・シンス、クリーブランド)が25日、ハワイで代表チームの合宿に合流した。
2000年にエドモントン世界青少年選手権で優勝して以来の代表チーム抜擢に、秋信守は「とても久しぶりに太極マークをつけ、最高の選手らとともにWBCに参加できるのが夢のようだ。日本を相手に松坂であれだれであれ自信はある」と日本戦必勝への意志を示した。WBC組織委員会はこの日、参加16カ国の最終エントリーを発表し、秋信守を韓国のキープレーヤーに挙げた。
秋信守はイチローや松坂、福留など大リーガーを多数含まれる日本の戦力に対し「みんなうまくやる選手たちだ。個人技量では先を行くかもしれないが、代表チームが必ず勝てるよう努力したい。負けるのは嫌いだ」と述べた。その上で、「(韓国戦先発が有力な)松坂をはじめビデオを見ながら日本の選手に目を馴れさせた」と明らかにした。
アリゾナでのチームのキャンプで1週間にわたりトレーニングを行った秋信守は「キャンプでライブピッチングを2回やった。ハワイと日本に行き評価戦を行えば実践感覚を取り戻すのに問題なない」と自信を示した。「2007年末に手術を受けた左ひじはボールを投げる際にときどき痛みを感じるが大丈夫だ。最近トレーニング中に打球をぶつけたひざも異常はない」コンディションについて説明した。
秋信守はクリーブランドが出した「守備制限」についても説明した。秋信守は「最初は球団から負傷を理由に参加を引き留められた。韓国野球委員会も努力してくれ、私も参加の意志を持ち球団を説得した。そこで球団が出場を認めた上で制限条件をつけたもの」と明らかにした。
秋信守は外野手として第1ラウンドで1試合、第2ラウンドで2試合まで出場でき、残りの試合は指名打者として出なくてはならない。クリーブランドは3月1日に専従トレーナーを日本に送り秋信守のコンディションを別途管理する。
一方、WBC組織委員会は、「昨年左投手攻略に開眼した韓国代表唯一の大リーガー秋信守が大きな力を出すだろう」とし、北京オリンピックで活躍を見せた李大浩(イ・デホ)と李鍾旭(イ・ジョンウク)とともに主軸選手に挙げた。
【ニュース特集】‘WBC2009(ワールド・ベースボール・クラシック)
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