中国ハルビンで開催されている冬季ユニバーシアード大会で中国フィギュアスケートが善戦しているが、中国メディアはさらなる奮発を促している。

中国官営・光明日報は２３日、「冬季ユニバーシアード大会で見た厳しい中国のフィギュアスケート」と題した記事で、「２２日のフィギュア男子シングル部門ではペアに続いて金メダルを確保したが、２３日に始まる女子シングルでは金メダルを期待できる選手がいない」と評価した。

光明日報は「韓国のキム・ヨナ、日本の浅田真央と安藤美姫は、来年のトロント冬季オリンピック（五輪）で女子シングル部門の金メダル候補に挙がっている」とし、中国選手らの奮発を促した。


同紙は「日本の荒川静香は０６年トリノ冬季五輪で金メダルを獲得した。トロントでもアジア選手が金メダルを獲得するという期待が大きい」と伝えた。

特に「中国体育界が不満を表している西欧の審判の偏向判定問題は弁解にすぎない。韓国・日本選手の成績を見れば、審判の判定を批判することは意味がない。審判の判定を問題視する時間あれば技術の磨くべきだ」と厳しく忠告した。

さらに「韓国・日本選手のように、フィギュアの本場で留学しながら先進技術を学ぶという体系的な養成プログラムの導入が急がれる」と伝えた。