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「円高」のおかげ 明洞は日本人観光客でいっぱい(2)

 ◇ブランド品店は好調

日本人観光客の必須コースになっているソウル小公洞(ソゴンドン)ロッテ百貨店と「AVENUEL」(ブランド品館)では、日本人客が占める売り上げの比率が急増している。 ロッテ百貨店によると、小公洞本店で日本人の購入金額は91億ウォンと、1カ月の売り上げ全体の7%を占め、前年同月比で12倍に増えた。

特にブランド品だけで65億ウォン分を購入し、「AVENUEL」全体で日本人観光客の購入比率は30%に達した。 付近の新世界(シンセゲ)百貨店本店も「日本人観光客の購入金額が全体売り上げの6.3%に達する」と明らかにした。


免税店も同じだ。 AK免税店の場合、昨年12月まで日本人の購入比率は30%台だったが、今年1月は45%、2月は55%と急速に増えている。 前年同月比では売り上げが8.6倍増となった。



◇整形外科も人気 

昨年1年間、アルンダウン皮膚科・整形外科を訪れた日本人は約1300人。 アルンダウンナラ明洞店は日本語が話せる担当職員を配置し、日本人観光客が不便なく診療を受けられるようにしている。 病院の関係者は「円高で今年1・2月は日本人観光客が30-40%近く増えた」と伝えた。 この病院は旅行会社と提携し、医療観光商品も出している。

主要ホテルの円高特需もデパート・病院に劣らない。 パラダイスホテル釜山(プサン)は昨年12月から3カ月間の日本人宿泊客が前年同期比で20-70%以上増えた。 パラダイスホテルは日本観光客特需で売り上げが30%以上増え、1月、全職員に100%の成果給を支給した。

もちろんソウルは言うまでもない。 ミレニアムソウルヒルトンホテルは「日本人が宿泊客全体の36%に達する」と話した。 明洞からやや離れた江南区(カンナムグ)のインターコンチネンタルホテルも日本人宿泊客が例年の2倍に増えた。 スパ商品を運営しているグランドハイアットホテルの「ザ・スパ」は、「コリアンスクラップ(あかすり)」をする日本人でにぎわっている。



「円高」のおかげ 明洞は日本人観光客でいっぱい(1)

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