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ハイブリッド車、現代車は価格-日本車は燃費で勝負(2)



ハイブリッド車の最大の長所は一般車よりも少ない燃料で同じ距離を走行できるという点だ。 国内では1リットル当たり「15キロ以上」を走行すれば燃費‘一等級’となるが、ハイブリッド車は「20キロ以上」だ。 車が走る運動エネルギーを電気エネルギーに変えてバッテリーに蓄え、バッテリーが電気モーターを動かす補助動力として使われるシステムのためだ。

自動車公認燃費は各国で測定基準が違う。 公認燃費は、自動車が実際の道路を走行するのに近い条件に合わせて測定するが、国ごとに平均走行速度など条件が異なるからだ。 同じ車の場合、日本が韓国よりも燃費が高く出る。 例えばホンダ「シビック」の燃費は日本基準で31キロであり、韓国での公認燃費(23.2キロ)を大きく上回る。


現代の「アバンテ」はLPG燃料を使用し、ガソリン車基準に換算した燃費は21.3キロ。 「アバンテ」は「シビック」よりも燃費が悪いが、車の価格が1000万ウォン以上安いため価格競争力がある、というのが現代車の説明だ。 LPGを使うハイブリッド車は世界でも多くはない。 韓国のようにLPG充填所が数多く設置された国は少ないからだ。 したがってハイブリッド車の「アバンテ」はほとんど国内用に生産・販売されるとみられる。

「アバンテ」はハイブリッドの核心部品であるバッテリーにリチウムイオンを、「シビック」「プリウス」はニッケル水素を採択している。 現在、日本はニッケル水素、韓国はリチウムイオンのバッテリーで競争力を確保している。 リチウムイオンはニッケル水素より50%以上高い出力とエネルギーを出すが、価格が5-15%高いのが短所だ。 現代車はLG化学と共同でハイブリッド用バッテリーを開発した。 LG化学は最近、米GMに電気自動車用バッテリーを単独供給する契約を結び、世界自動車業界の注目を集めている。

世界各国は温室効果ガスの排出を減らし、関連産業を育成するため、先を競って環境車に対する税金優遇制度を導入している。 国内消費者は7月からハイブリッド車を購入する場合、優遇措置を受けることができる。 取得税と登録税を合わせて最高140万ウォン、さらに個別消費税(教育税含む)も追加で最高130万ウォンまで減免される。 また車の購入者が義務的に買う地下鉄債券も200万ウォンまで免除される。 地下鉄債券は銀行・証券会社に割引価格で売るケースがほとんどであり、割引率を20%とすれば最高40万ウォン節約できる。

日本政府は4月からハイブリッド・電気車に減税を適用する方針だ。 現在関連法案を議会で審議している。 車価格の5%の取得税を免除し、車の重量に基づく重量税も3年分減免する。 車価格が200万円、重量が1-1.5トンの車の場合、約15万円の減税となる。



ハイブリッド車、現代車は価格-日本車は燃費で勝負(1)

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