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今年下半期、国内でもハイブリッド車の大衆化時代が本格的に開かれる見込みだ。 消費者が選択できるハイブリッド車の種類が増えるうえ、ハイブリッド車を購入すれば最高310万ウォン(約20万円)の税金が減免されるからだ。
◇低価格のハイブリッド車
ホンダの「インサイト」は「ハイブリッド車は高い」は通念を破ったと評価されている。 200万円を割ったからだ。 福井威夫ホンダ社長は記者会見で「環境を強調しても価格が高ければ売れない。顧客にとって魅力的であり、企業経営も可能な価格を実現した」と述べた。 さらに「燃費もよく価格も適当であるため、ハイブリッドの未来を開く重要な車になるだろう」と強調した。
日本経済新聞は「現在日本で販売中の同級のガソリン車と比較すると20万円ほど高い水準。4月から施行されるハイブリッド車の税金減免を勘案すれば、一般車との価格差は5万円程度にすぎない」と伝えた。 同紙は「インサイトで1万5000キロを走行すれば5万円の燃料費が節約できる。一般車と十分に競争できる」と付け加えた。
トヨタも5月に「プリウス」の第3世代モデルを発表し、従来のモデルの価格を200万円水準に引き下げる計画だ。 03年に2世代目のモデルが登場して以来6年ぶりにアップグレードされる。 「プリウス」は97年にハイブリッド車としては世界で初めて大量生産に入り、現在まで44カ国で100万台以上が売れている。 トヨタは新型「プリウス」の燃費を従来のモデルより10%ほど向上させ、価格も10%ほど上げる方針だ。 このため第3世代モデルは250万円以上になる見込みだ。 一方、従来のモデルは価格を引き下げ、ホンダの「インサイト」と競争するという構想だ。
世界ハイブリッド車市場の90%を占める日本企業は韓国進出を急いでいる。 すでに韓国で「シビック」を販売中のホンダに続き、トヨタが今年中に「プリウス」を販売する計画だ。 ホンダの「インサイト」はまだ国内販売日程が決まっていない。 これを受け、今年下半期には国内ハイブリッド車市場で現代車の「アバンテ」、ホンダの「シビック」、トヨタの「プリウス」が三つ巴戦を繰り広げる見通しだ。
ハイブリッド車、現代車は価格-日本車は燃費で勝負(2)
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