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パスポートの紛失を理由にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)代表チームの合宿に参加できなかった金炳賢(キム・ビョンヒョン、元ピッツバーグ)が17日、自身のサイトで心境を告白した。金炳賢は、「町内の野球選手になった私自身、そして三流コメディアンBK」というタイトルで長文を書き込んだ。
金炳賢はまず、「パスポートをなくしてしまう前に戻りたい。骨にしみるほど反省している。一瞬のミスで私は町内の野球選手になった」とつらさを示した。金炳賢は14日にパスポートを紛失しハワイに行けなかったが、コンディション調整ができず代表チームへの合流を避けたとの疑惑も出ていた。2週間前から連絡すら絶っていたためこうした主張は説得力を持った。金寅植(キム・インシク)代表監督は、「金炳賢がしっかりと準備しているか疑問だ。エントリーからはずすだろう」と宣言した状態だ。
金炳賢は、「コンディションは1日ごとに違った。自分で確信が持てず監督に報告をできなかった。ハワイに行き2週間一生懸命やれば、以前ほどではないが短いイニングは十分にやれると信じていた」と事情を説明した。ただ飛行機に乗ろうとしたときにパスポートをなくしてしまい事態が広がったということだ。
金炳賢は、「結局自分の過ちだ。1年間(所属チームがなく)浪人した私に手を差し伸べてくれた監督のありがたさは忘れていない。直接話さなければならないが、いまは状況が許さず文章で代える」としている。
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