したがって、2009会計年度が始まる4月までに予算を成立させることは可能であり、そこまでは、麻生政権の支持率は低くとも、政権は続く可能性が高い。さらに、その後も、総選挙をやっても自民党が勝てる見込みが立たないということであれば、麻生首相は、総選挙をすることなく9月の任期満了まで、首相を務めようとするのかもしれない。延々と支持率の低い首相であるということは、日本国民にとっては、不満がたまるわけであるが、麻生首相が総選挙をしないという選択を行い、与党がそれでいいというのであれば、制度上、これを防ぐ手段はない。
麻生首相にしてみれば、現在の低支持率で総選挙をやっても勝てる見込みはない。そうであるならば、やれることはやって、状況を見ようということなのであろう。予算が成立し、国民に定額給付金をばらまけば、ある程度の景気刺激効果があるかもしれない。景気に一点でも明るさが戻れば、支持率もあがるかもしれない。そうであれば、先走って選挙をする必要はない。支持率があがったときに選挙をやればいいというわけである。
麻生首相にしてみれば、現在の低支持率で総選挙をやっても勝てる見込みはない。そうであるならば、やれることはやって、状況を見ようということなのであろう。予算が成立し、国民に定額給付金をばらまけば、ある程度の景気刺激効果があるかもしれない。景気に一点でも明るさが戻れば、支持率もあがるかもしれない。そうであれば、先走って選挙をする必要はない。支持率があがったときに選挙をやればいいというわけである。
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