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ミサイルへの懸念と金融市場不安でウォン安加速

北朝鮮のミサイル発射に対する懸念と国際金融市場の不安から、16日はウォンが大幅に値を下げた。

この日のソウル外為市場では前日終値より23.3ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1427.5ウォンで取引を終えた。この5営業日で46.5ウォンのウォン安となっており、昨年12月9日に記録した1447ウォン以降で最も低い水準となった。

この日の株式市場でKOSPI指数が下落し外国人が売り越したこともウォン安につながった。外国人が株式を売るとその資金でドルを買うため、外為市場ではドル需要が高まりウォンが下がるという傾向がある。


ウリィ先物のシン・ジンホ研究員は、「北朝鮮のミサイル発射の兆しでカントリーリスクの問題が浮上し、米国のゼネラルモーターズ(GM)破産保護申請の可能性で国際金融市場の不安感が広がった。外為当局がウォン安を一定水準で食い止めるという意志を見せなければウォンはさらに下がる可能性がある」と話している。



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