北朝鮮の長距離ミサイル発射実験が迫っているという情報が後が絶たない。 北朝鮮が咸境北道花台郡舞水端里(ハムギョンブクド・ファデグン・ムスダンリ)基地にテポドン2号と推定される物体に続き、ミサイル発射装備を運ぶ徴候を情報当局がとらえた。 ミサイル発射に必要な遠隔測定装置を組み立てる動きが米偵察衛星によって確認された、というCNNの報道もあった。 北朝鮮の労働新聞は突然、宇宙利用権を持ち出した。 西海(ソヘ、黄海)5島の海上で操業中だった中国漁船が一斉に姿を消すという‘異常徴候’もあった。 北朝鮮が近く問題を起こすかもしれないという懸念が強まる尋常でない雰囲気だ。
にもかかわらずソウルは不思議なほど静かだ。 北朝鮮の挑発の可能性に対する警告が連日出ているワシントンとはあまりにも対照的だ。 北朝鮮が政治軍事的対決状態の解消に関する南北間合意の全面無効化と西海北方限界線(NLL)関連条項の一方的な廃棄を宣言した際、‘ローキー(low-key)対応’を前面に出して沈黙したように、今回も政府は無策傍観で一貫している。 北朝鮮の一挙手一投足に一喜一憂せず、原則と一貫性を持ち毅然とした態度で対応するということだ。
しかし国民は不安だ。 北朝鮮がテポドン2号を発射し、それを米国が迎撃した際に生じる安保的危機状況に、政府は対応策を持っているのか。 北朝鮮が自国の水域だと主張しながらNLLの韓国側水域に向けてミサイルを発射した場合、政府はどのように対応するのか。 右往左往するのではないだろうか。 それとも正面から対抗するのか。 この場合、全面戦争に広がる可能性はないのか。 米国が介入するには規模が小さいが韓国側に心理的な恐慌を招くという方法を北朝鮮が講じるだろうという見方も出てきている。
統一部長官と国家情報院長の交代で新しい外交安保ラインが安定していないという点も不安感を強めている。 経済が不安定なところに安保不安までが重なってはならない。 政府は主導的に状況を管理し、周到綿密にあらゆる可能性に対応しているという決意と自信を見せることで、国民を安心させるべきだ。
にもかかわらずソウルは不思議なほど静かだ。 北朝鮮の挑発の可能性に対する警告が連日出ているワシントンとはあまりにも対照的だ。 北朝鮮が政治軍事的対決状態の解消に関する南北間合意の全面無効化と西海北方限界線(NLL)関連条項の一方的な廃棄を宣言した際、‘ローキー(low-key)対応’を前面に出して沈黙したように、今回も政府は無策傍観で一貫している。 北朝鮮の一挙手一投足に一喜一憂せず、原則と一貫性を持ち毅然とした態度で対応するということだ。
しかし国民は不安だ。 北朝鮮がテポドン2号を発射し、それを米国が迎撃した際に生じる安保的危機状況に、政府は対応策を持っているのか。 北朝鮮が自国の水域だと主張しながらNLLの韓国側水域に向けてミサイルを発射した場合、政府はどのように対応するのか。 右往左往するのではないだろうか。 それとも正面から対抗するのか。 この場合、全面戦争に広がる可能性はないのか。 米国が介入するには規模が小さいが韓国側に心理的な恐慌を招くという方法を北朝鮮が講じるだろうという見方も出てきている。
統一部長官と国家情報院長の交代で新しい外交安保ラインが安定していないという点も不安感を強めている。 経済が不安定なところに安保不安までが重なってはならない。 政府は主導的に状況を管理し、周到綿密にあらゆる可能性に対応しているという決意と自信を見せることで、国民を安心させるべきだ。
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