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北朝鮮の人民武力相(国防相に相当)に、金永春(キム・ヨンチュン、次帥、73)国防委員会副委員長が新たに任命された。
北朝鮮の朝鮮中央通信は11日「国防委員会と朝鮮労働党・中央軍事委員会の決定により、金永春国防委員会副委員長を人民武力相に、李英鎬(リ・ヨンホ、大将)平壌(ピョンヤン)防御司令官を人民軍総参謀長にそれぞれ任命する」と報じた。
金永春氏は北朝鮮の実戦兵力を総括する総参謀長を歴任し、07年4月から国防委員会副委員長を務めてきた。政府筋は「金永春氏は野戦の専門家で、厳しい原則論者とされる」とし「酒も飲まずに戦闘戦略を研究するなど北朝鮮軍部のタカ派に分類されている」と説明した。また「李英鎬氏は総参謀長の金永春氏を補佐していた」と話した。
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