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機能がすべてではない。使いやすい製品でなければならない。三星(サムスン)電子とLG電子はタッチスクリーンフォンを今年戦略商品にした。また3次元(3D)使用者環境(UI)などの先端機能を補強することにした。
今年、世界の携帯電話販売は2000年代に入って初めて減ると予想されている。しかし韓国企業は10日に出した新製品で市場シェアを高める狙いだ。16日にはスペイン・バルセロナで‘携帯電話オリンピック’といわれるモバイル・ワールド・コングレス(MWC)が開催される。
◇どんな製品か=三星の「ウルトラタッチ」は高級フルタッチスクリーンフォンで、スライドで開く別途のキーボードを装着しているのが特徴。タッチスクリーンの操作に慣れていない使用者に配慮したものだ。さまざまな振動反応が好評だった「ハプティックUI」に3D効果を加えた「タッチウィズUI」を搭載した。
明るいところでも鮮明な7.1センチ(2.8インチ)能動型有機発光ダイオード(AM-PLED)画面に800万画素のカメラを搭載した。撮影場所情報が自動記録される「ジオタグ」機能も付いている。
三星電子の申宗均(シン・ジョンギュン)副社長は「機能・デザイン・使用者の便宜面で三星ブランドのDNAを集約した」と強調した。申副社長は「これで今年の高価製品市場を主導できるだろう」と期待を表した。
三星「ウルトラタッチ」・LG 「アレナ」 今年の戦略製品(2)
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