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LG化学、未来動力求めLCD用ガラス基板事業に進出

LG化学が液晶パネル用ガラス基板事業に進出した。LG化学は10日、独ショットと液晶パネル用ガラス基板技術導入契約を結んだと公示した。同社のキム・ヨイル部長は、「LG化学はディスプレー素材分野で事業経験と資本力を持っているが、事業推進の核心となる独自技術を短期間に確保するのが不可能なことから海外から技術を導入することになった」と説明した。

液晶ディスプレー用ガラス基板の世界市場規模は昨年現在で18兆ウォン(約1兆2000万円)に上るものとLG化学は推定している。主要メーカーは米コーニングとサムスンコーニング精密ガラス、旭硝子、日本電気硝子などで、コーニングとサムスンコーニングが55%のシェアを持っている。

液晶パネル用ガラス基板は、薄膜液晶パネルの基板用のガラスで、この上に多様な薄膜製造などの工程を経て液晶パネルが製造される。技術を移転するショートは125年の歴史を持つガラス専門メーカーで、特殊ガラスと太陽光事業を行っている。


LG化学は液晶パネル用ガラス基板事業を情報電子素材部門の偏光板、電池に続く未来成長動力として育成する計画だ。LG化学は先月に米ゼネラルモーターズ(GM)に電気自動車用リチウムポリマー電池を2010年下半期から2015年までの6年間に単独供給する契約を結んでいる。



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