ドラマ『花より男子』が第１０話で３０％以上の視聴率を記録したのには、イ・ミンホの起用が一役買っている。原作漫画の道明寺司そっくりの顔に、新人離れした演技力と魅力を持つ。「特にヌナ（お姉さん）たちが（イ・ミンホさんを）好きなようですね」と言うと、「３０代の若いお母さんたちからサインを頼まれることが多いんです」と話した。「高校生のストーリーなのに、楽しく見てくださり有難いですね。年上の女性ですか？付き合うのに年齢の差は、あまり重要じゃないでしょう」

◇映画『追撃者』のように強い役を演じてみたい＝筋骨隆々とした１メートル８６センチの長身に端正な顔立ちの俳優チョン・イルウと対比される。「チョン・イルウとともに“大方洞（テバンドン）のイケメン”と呼ばれていたそうですね」と尋ねると、「いえ、そんな。でも、大方洞のイケメンじゃ安っぽいですね」と言い、笑った。２２歳の青年からユーモアが飛び出す。

ク・ジュンピョ・シンドロームを受け、コマーシャルのラブコールだけでも２０件舞い込んでいる。イメージ・ターゲット層を考慮して移動通信とファションのコマーシャル（２本）を撮影し、３～４本は待機中だ。最近はファンが制作した使用者制作コンテンツ（ＵＣＣ）に関心を示している。


「先日、『花よりキム・ボム』というタイトルの、ボムで編集されたものを見ました。ネットユーザーの皆さんは本当にすごいですね」

「今はク・ジュンピョに専念していますが、将来は力強い役柄を演じてみたい」と言い、映画『映画は映画だ』の俳優ソ・ジソブと映画『追撃者』の俳優ハ・ジョンウをモデルに選んだ。インタビューを終え、肩を組んで記念写真を撮影した。



＜インタビュー＞「花より男子」のイ・ミンホ…韓国人男性の敵に（１）