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韓国の大財閥2世の望みは「3日間の休日」だ。「1日目はひたすら眠り、2日目は思いっ切り食べ、3日日は家でくつろいでいたい」という。最後にベッドで寝たのはいつのことだか覚えていない。テーブルに豪華な料理が用意されても、撮影中に冷え切ってしまい、冷たい食事を食べるのは苦痛だろう。それでも疲れたそぶりは見せない。「先週3日間徹夜したため、体調を崩したようです。でも、大変ですが幸せです」
韓国の多くの少女とヌナ(お姉さん)を魅了させているKBSテレビドラマ『花より男子』のク・ジュンピョ役を演じるイ・ミンホ(22)。6日夜、坡州(パジュ)-華城(ファソン)-新沙洞(シンサドン)-華城という撮影スケジュールの合間にインタビューしたイ・ミンホはク・ジュンピョとして生きるのが嫌そうだった。「すべての物を手に入れられる男性でしょう。ジュンピョの格好をして鏡を見るときは、時々自分でも格好よく見えます」と話し、目元を緩ませる。「元々は柔軟な性格なのですが、ジュンピョを演じているとだんだんキャラクターに似てきます。すべてのことに自信を持っていることや、ガールフレンドとイザコザを起こしているのは本来の姿と同じですが…」
◇実感できる演技で視聴率1位に貢献=このごろ、イ・ミンホは韓国人男性の‘公共の敵’となっている。ケーブルテレビやインターネットVODで『花より男子』にうつつを抜かす妻や恋人にやきもちを焼いている男性のことだ。財閥であるうえに、乗馬、ゴルフ、射撃、剣道などできないスポーツがないことだけでも癪に障るのに、唯我独尊、傍若無人の性格がガールフレンドの前ではひた向きな男に変身する。「男性たちの怒りを買っているみたいですよ」と伝えると、目を丸くし驚いた。「全く知りませんでした。実は自分もジュンピョに嫉妬しているんです。財閥なので、心配もないだろうし…。気が荒そうに見えても人間的で、完ぺきな男性なのでは。後に、ジュンピョを演じ終えて、恋愛するときに期待されすぎて負担を感じそうです」
<インタビュー>「花より男子」のイ・ミンホ…韓国人男性の敵に(2)
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