今後、食品医薬品安全庁（食薬庁）は不法な食品医薬品・医療機器法違反者を直接捜査することになる。食薬庁は６日、「知能化および多様化する食医薬品法違反者を速かに検挙するために、９日、“危害法律違反者のための中央捜査団”を発足する」と明らかにした。「危害法律違反者のための中央捜査団」は米国食品医薬品局の犯罪捜査部（ＯＣＩ）のような準司法権を持つ捜査専門担当組織で直接捜査できる。

今までは食品医薬品法違反者を摘発すると、検察や警察に告発あるいは捜査を依頼していた。危害法違反者のための中央捜査団」には捜査専門の担当要員（計８０人）が勤務する。食薬庁が捜査を円滑に行うために、検察庁は捜査を指揮する担当検事を派遣する。食医薬品の捜査を専門的に担当し指揮するのは柳東昊（リュ・ドンホ）検事だ。

食薬庁は「捜査団の発足を機に、食品に関する犯罪行為や知能的な医薬品・医療機器法違反者の取り締まりを強化していきたい」と話している。