◇体験を通して環境の大切さを学ぶ=先月31日午後、大阪市鶴見区の「生き生き地球館」は観覧客で込み合っていた。 13万平方メートル(4万坪)規模のこの地球館には、大阪市で人間とともに生きる動植物やリサイクル製品が展示されている。 年間およそ28万人が訪れる。
地球館では、市民が家族単位で参加して自然を体験するプログラムを積極的に運営している。 展示館の外部には森林・田畑・貯水池があり、農作業が体験できる。
家族単位の参加プログラムのうち最も人気があるのは稲作農業講座。 春の田植えから始まり、秋には収穫した米で餅を作って食べる。
この日も保護者と幼稚園児ら計40人がクッキーを食べていた。 クッキーはコメの粉を使って自分たちで作ったものだ。 講師は「パンの代わりに米を食べれば食糧自給率を高めることができる」と話した。 参加者のオオイ・ミヨコさん(38)は「数カ月前に家族と一緒に参加した植物紹介講座がよかったので、今回また子どもと一緒にクッキーを作るプログラムに来た」と語った。
工業団地が密集する大阪市に地球館がオープンしたのは97年。 当時の大阪市は、雨が降ればシャツが汚れるほど大気汚染が深刻だった。
地球館は設立当時から市民の参加を拡大するため、家族単位のプログラムを中心に運営している。 市民の自発的な参加なしに環境汚染の解決は不可能だと考えたからだ。
07年11月には菜の花を利用したバイオエネルギー体験講座を新設した。 参加した家族は地球館内の畑に菜の花を植え、週末ごとに水や肥料をやって育てた。 昨年4月に収穫した菜の花の種から油を搾り、料理をつくって食べた。 残った種ではバイオディーゼル燃料を作り、発電機を動かした。
アサオ・キミカズさん(51)は「大人が環境講義を聞いている間、子どもたちは農作業を体験する。菜の花を裁培しながら市民は環境汚染と未来のエネルギー問題を考えるようになる」と話した。
一方、ロッテ百貨店の第7期ロッテ子ども環境学校に参加した国内の児童23人は先月31日から2日まで、琵琶湖博物館など日本の環境関連施設を訪れた。 環境学校の児童を指導した環境財団のチョン・テヨン局長は「住民が費用を負担して調査・研究をするのが興味深い。国内でも博物館ボランティアの概念を広めなければならない」と述べた。
<環境キャンペーン>琵琶湖博物館・生き生き地球館を訪問(1)
地球館では、市民が家族単位で参加して自然を体験するプログラムを積極的に運営している。 展示館の外部には森林・田畑・貯水池があり、農作業が体験できる。
家族単位の参加プログラムのうち最も人気があるのは稲作農業講座。 春の田植えから始まり、秋には収穫した米で餅を作って食べる。
この日も保護者と幼稚園児ら計40人がクッキーを食べていた。 クッキーはコメの粉を使って自分たちで作ったものだ。 講師は「パンの代わりに米を食べれば食糧自給率を高めることができる」と話した。 参加者のオオイ・ミヨコさん(38)は「数カ月前に家族と一緒に参加した植物紹介講座がよかったので、今回また子どもと一緒にクッキーを作るプログラムに来た」と語った。
工業団地が密集する大阪市に地球館がオープンしたのは97年。 当時の大阪市は、雨が降ればシャツが汚れるほど大気汚染が深刻だった。
地球館は設立当時から市民の参加を拡大するため、家族単位のプログラムを中心に運営している。 市民の自発的な参加なしに環境汚染の解決は不可能だと考えたからだ。
07年11月には菜の花を利用したバイオエネルギー体験講座を新設した。 参加した家族は地球館内の畑に菜の花を植え、週末ごとに水や肥料をやって育てた。 昨年4月に収穫した菜の花の種から油を搾り、料理をつくって食べた。 残った種ではバイオディーゼル燃料を作り、発電機を動かした。
アサオ・キミカズさん(51)は「大人が環境講義を聞いている間、子どもたちは農作業を体験する。菜の花を裁培しながら市民は環境汚染と未来のエネルギー問題を考えるようになる」と話した。
一方、ロッテ百貨店の第7期ロッテ子ども環境学校に参加した国内の児童23人は先月31日から2日まで、琵琶湖博物館など日本の環境関連施設を訪れた。 環境学校の児童を指導した環境財団のチョン・テヨン局長は「住民が費用を負担して調査・研究をするのが興味深い。国内でも博物館ボランティアの概念を広めなければならない」と述べた。
<環境キャンペーン>琵琶湖博物館・生き生き地球館を訪問(1)
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