韓国は20基の原子力発電所を稼働している。世界6位だ。 しかし使用済み核燃料を安全に処分する研究レベルは非常に低い。
韓国原子力研究院構内の小さな山に建設された直径6メートル・深さ180メートルのやや傾斜した洞窟で、韓国の高レベル放射性廃棄物処分研究は行われていた。 この洞窟もいろいろな予算を惜しんで06年末にようやく完工したものだ。
洞窟入口の展示館。 使用済み核燃料を封入して埋める容器は開発する資金がなく、縮小模型を作って展示している。 研究責任者のコ・ヨングォン博士は「研究員30人で予算は年間60億ウォン程度。人件費を除けば研究費はわずかしか残らず、どうしようもない」と話した。 このため韓国原子力研究院は長期研究計画を立てただけで、着手できない状況だ。
180メートルの洞窟は進入路にすぎず、その中に横に75メートルの研究用トンネルが掘られている。 洞窟は山の頂上から地下100メートルほどの地点に位置している。 ここでは使用済み核燃料の地下処分のための実証実験をするのは難しい。 地下300-500メートル以上の深さで処分しなければならないが、そうした環境が整っていない。
現在ここには11本の小さな穴が掘られ、地層の構造や岩盤の隙間の水の流れ、熱による影響などに関する基礎研究が行われている。 スウェーデン・スイス・日本などのような大規模な研究は現在まで韓国では全く行われていない。
国際共同研究も最近、日本・スイスと連係するほどだ。 日本とは研究員1人を交換勤務させ、スイスとは年間約8000万ウォンの研究費を支援する条件で共同研究に参加しているだけだ。
韓国原子力研究院構内の小さな山に建設された直径6メートル・深さ180メートルのやや傾斜した洞窟で、韓国の高レベル放射性廃棄物処分研究は行われていた。 この洞窟もいろいろな予算を惜しんで06年末にようやく完工したものだ。
洞窟入口の展示館。 使用済み核燃料を封入して埋める容器は開発する資金がなく、縮小模型を作って展示している。 研究責任者のコ・ヨングォン博士は「研究員30人で予算は年間60億ウォン程度。人件費を除けば研究費はわずかしか残らず、どうしようもない」と話した。 このため韓国原子力研究院は長期研究計画を立てただけで、着手できない状況だ。
180メートルの洞窟は進入路にすぎず、その中に横に75メートルの研究用トンネルが掘られている。 洞窟は山の頂上から地下100メートルほどの地点に位置している。 ここでは使用済み核燃料の地下処分のための実証実験をするのは難しい。 地下300-500メートル以上の深さで処分しなければならないが、そうした環境が整っていない。
現在ここには11本の小さな穴が掘られ、地層の構造や岩盤の隙間の水の流れ、熱による影響などに関する基礎研究が行われている。 スウェーデン・スイス・日本などのような大規模な研究は現在まで韓国では全く行われていない。
国際共同研究も最近、日本・スイスと連係するほどだ。 日本とは研究員1人を交換勤務させ、スイスとは年間約8000万ウォンの研究費を支援する条件で共同研究に参加しているだけだ。
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