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ハイニックス半導体、昨年は1兆9千億ウォンの営業赤字

ハイニックス半導体は5日、昨年第4四半期に過去最大規模となる7820億ウォン(約515億円)の営業赤字を出したと明らかにした。売上高は連結ベースで1兆5120億ウォンで、前四半期から18%減少した。5四半期連続で営業赤字を計上しており、赤字規模も2001年4月に記録した5640億ウォンを超え最大となった。

営業損失率は51%で前四半期から2倍以上上昇した。主力のDRAMの平均販売価格が前四半期から43%落ち込んだのに加え、世界的な景気低迷で販売量が増えなかったため。NANDフラッシュ価格は18%下落し、出荷量も37%減少した。

年間業績もやはり赤字に転落した。昨年の売上高は6兆8180億ウォン、営業赤字は1兆9000億ウォンに達する。米ユージン工場など海外の生産ラインを閉鎖する過程で出した損失とウォン急落による為替差損で当期純損失は4兆3840億ウォンに達した。金鍾甲(キム・ジョンガプ)社長は、「DRAMとNANDフラッシュの市況が大きく下がり業績が悪化した。景気回復は遅くなるとみてキャッシュフローを重視し財務安定性を高めたい」と話している。


証券市場ではハイニックスの業績は予想した水準だったという反応だ。業界1位の三星(サムスン)電子まで第4四半期に赤字に転落する状況で比較的善戦したという見方だ。この日のハイニックス株は前日終値より170ウォン(1.8%)安の9350ウォンで取引を終えた。





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