特に2世のない未婚の戦没者は、すでに70歳を超えた高齢の兄弟、いとこらを探さねばならないことから、はるかに急がれる状況だ。だが、これまで政府の対応は不十分だった。これまで全国にある19の軍病院でのみ遺族の採血が可能だった。
遺体発掘鑑定団関係者は「今年から253の市、郡、区の保健所でも採血が可能になった」と話した。予算不足も問題だ。遺骨からDNAを抽出、検査するのにほぼ1年がかかる。サンプル1個当たり約200万ウォン(約13万円)の費用が費やされる。しかし2000年4月の同事業開始以降、鑑定団の総予算は年3億ウォンの水準だった。
韓国戦争戦没者遺族のDNA確保が急がれる(1)
遺体発掘鑑定団関係者は「今年から253の市、郡、区の保健所でも採血が可能になった」と話した。予算不足も問題だ。遺骨からDNAを抽出、検査するのにほぼ1年がかかる。サンプル1個当たり約200万ウォン(約13万円)の費用が費やされる。しかし2000年4月の同事業開始以降、鑑定団の総予算は年3億ウォンの水準だった。
韓国戦争戦没者遺族のDNA確保が急がれる(1)
この記事を読んで…