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世界で通用する‘味’のもてなし…韓国料理は‘外交資源’(2)



◇在外公館は韓国料理グローバル化の前進基地=キム・ソンウン外交部通商振興課長(46)は「カナダ政府が主管したオタワ・チューリップ祭り期間に韓国料理ブースを運営したのをはじめ、日本・ブラジル・香港など昨年20カ所の在外公館で韓国料理広報行事を開いたが、準備した料理がすぐになくなるほど反応が良かった」と伝えた。 キム課長は「今年はメキシコ・コロンビア・ドバイ・エジプトなどに拡大する予定」と語った。 金洪禹(キム・ホンウ)農林水産食品部食品産業振興チーム長は「農林部・外交部・文化体育観光部・貿易協会などが先月協議会を開き、韓国料理の輸出に力を注ぐことにした。2012年には農食品100億ドル分を輸出することが目標」と話した。

◇課題は多い=しかし外交官らは「韓国料理のグローバル化には課題も少なくない」と指摘している。 チェ・ヒョンチャン在外公館担当課長は「日本の場合、1970年代から外務省が政策的に大使館専属の料理士を派遣し、日本料理のグローバル化に大きく寄与した。韓国は予算の制約を受けている」と述べた。 ある程度のレベルの韓国料理本を外国語で出版することも急がれる。 ある外交官夫人は「韓国料理を味わった外国人から料理本を紹介してほしいという声を聞くが、返答できずに困ることがある」と話した。


海外で韓国料理の食材をそろえるのが難しい点も問題だ。 大使を務めたある外交部幹部は「先輩外交官の夫人が70年代、ヨーロッパの店にカブを買いに行ったところ、店の人に‘ウサギをたくさん飼っているのか’と尋ねられたという話もある」とし「最近は韓国料理に対する認識が良くなり、需要も増えているだけに、農水産物流通公社などを活用して韓国料理の食材普及網を開拓することも急がれる」と語った。



世界で通用する‘味暁のもてなし…韓国料理は‘外交資源’(1)

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