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キム・ヨナvs浅田真央、彼女たちの五輪はもう始まった

オリンピックの頂点を目指すライバル同士の戦いが始まった。

‘フィギュアの妖精’金妍児(キム・ヨナ、19)と‘同い年のライバル’浅田真央(日本)が2010年にバンクーバーで開かれる冬季オリンピックを1年後に控え、会場となるパシフィック・コロシアムのアイスリンクでプライドをかけて戦う。

5日(韓国時間)に開幕する2009フィギュアスケート4大陸大会は、冬季五輪を1年後に控え、大会運営と施設点検を行うプレオリンピックでもある。有力な五輪金メダリスト候補である2人が出場することで、4大陸大会に参加しない欧州のフィギュア界ですら結果には神経を尖らせている。


重要な大会だけに現地のムードも熱い。金妍児が2日、浅田真央が3日に現地入りし、2人のライバルは目に見えない競争をスタートした。

金妍児は現地リンクでの初のリハーサルでショートプログラムの音楽「死の舞踏」に合わせ強烈な目つきで演技を始めた。最初のジャンププロセスのトリプルフリップ・トリプルトゥループのコンビネーションジャンプをこなし、冷静に残りの演技の順序を点検した。金妍児は、「コンディションがよく、リハーサルを無難に終えた。もろくて割れやすい氷に適応するのがちょっと大変だったが、競技の経験も多く特に戸惑ったりはしなかった」と自信を見せた。

浅田はコーチのタチアナ・タラソワをつけずに1人で決戦の舞台に入った。日本の取材陣は、「タラソワコーチの関心は3月の世界選手権大会に合わされており、今大会には補助コーチを送った」と説明した。教科書どおりのジャンプを見せる金妍児と違い、浅田は毎回ジャンプの回転数未達や誤ったエッジの使い方を指摘されている。浅田はこの日、金妍児より1時間早くリハーサルを行った後、「タラソワコーチにいまできることを確実にするように言われた」と無理をしないという考えを示した。



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