ヒラリー・クリントン米国国務長官の就任後、初の海外訪問国は日本になると日本の各メディアが２日、報道した。

日本メディアはこれを大きく歓迎する雰囲気だ。朝日新聞は「日米同盟を重視するという米国のメッセージ」とし、読売新聞は「日米同盟強化をまず課題にするという意図だ」と伝えた。

バラク・オバマ米国大統領が中東とアフガニスタン担当特使を指名するなど、中東平和とアフガン情勢を重視し、ヒラリー長官の初の訪問国はこれらの地域になるという観測が広まった。日本メディアによると、ヒラリー長官は今月中旬に日本を訪問し、麻生太郎首相と中曽根弘文外相らに会って日米同盟の重要性を再確認し、同時に北朝鮮核問題、東北アジア情勢、国際金融危機など懸案を論議する見通しだ。朝日新聞は「アフガニスタン情勢を重視するオバマ政権は、日本の貢献に期待している上、日本政府に具体的な追加支援策を要求する可能性もある」としている。


一方、文太暎（ムン・テヨン）外交通商部スポークスマンは２日「ヒラリー・クリントン米国務長官が訪韓し、柳明桓（ユ・ミョンファン）外交長官と会談する案に関して、両国政府が概括的な協議をしている」とし「具体的な日程は調整中か、まだ確定していない」と明らかにした。