慶尚北道（キョンサンブクド）がサイバー外交団体・バンク（ＶＡＮＫ、Ｖｏｌｕｎｔａｒｙ　Ａｇｅｎｃｙ　Ｎｅｔｗｏｒｋ　ｏｆ　Ｋｏｒｅａ）と連携し、「青少年独島（トクト、日本名・竹島）士官学校」を作る。

金寬容（キム・クァンヨン）慶尚北道知事は２日、慶北道庁で、バンクのパク・キテ団長（３５）と青少年独島士官学校の共同運営に向けた相互協力の協約式を行った。

両機関は今回の協約を通じバンクのサイト（www.prkorea.com）に「サイバー青少年独島士官学校」のコーナーを設け、共同で運営することにより、独島の教育だけでなく、独島と東海（トンへ、日本名・日本海）、慶尚北道の文化を世界に知らせる人材を養成する。


慶尚北道はこれまで「青少年独島守護団」の発足を、バンクは「サイバー青年独島士官学校」の設立を、それぞれ進めてきた。今回の協約で両機関が統合、運営され、役割の分担を通してオンラインとオフラインの教育を同時に行えるようになる。

バンクは今後、同サイトを通じ「独島士官学校」の生徒を募集、教育し、持続的に管理する。バンクがウェブサイトで運営する「士官学校」のプログラムは、独島の学習、特別活動、課題物の提出など参加者が直接活動する形で行われる予定だ。また慶尚北道はテキストを共同で開発し、年に２～３回優秀な活動者を選抜、独島見学や現地教育を行う計画だ。金知事は「今後独島士官学校が戦略的かつ体系的に独島を海外に広報できるようサポートしたい」と述べた。