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ドラマ『花より男子』の全盛時代を迎えている。1992年から2004年にかけて連載された神尾葉子の漫画『花より男子』は台湾(2001年)と日本(2005年)でドラマ化、今年からKBS(韓国放送公社)テレビの月火ドラマで韓国でも放送され始めた。アジア3カ国でそれぞれ制作された『花より男子』を比較する視聴者も増えている。今回は部門別に3カ国の『花より男子』を調査してみた。
<ビジュアル>
主人公を演じる男性グループ歌手「F4」のビジュアルは断然、韓国が一番だ。3カ国とも美男子を登場させてはいるが、「F4」の平均身長は韓国、台湾、日本の順で韓国が最も高い。その中でもイ・ミンホの身長は1メートル86センチで漫画に1メートル85センチと設定された道明寺司よりも1センチ高い。日本では1メートル73センチの松本潤が、台湾では1メートル80センチの言承旭が同役を演じている。
イ・ミンホは原作中のパーマヘアーの道明寺司を演じるために、5回もパーマをかけるほどの意気込みを見せた。演出を引き受けたチョン・キサン・プロデューサーは先月22日に開かれた制作発表会で「身長のほか、主人公たちの容貌まで原作に近いイメージにした」と明らかにした。
海外のネットユーザーも「登場人物のシンクロ率(類似の程度)は韓国が一番だ」としている。
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<ストーリー>
「台湾版は原作のストーリーを最も忠実に反映した」という評価を得ている。いち早くドラマ制作(2001年)されただけに、ストーリー展開の順序やエピソードの設定においては漫画とほぼ同じだ。しかし、‘原作の現地化の程度’を基準にすると、結果は違う。韓国と日本は各国の現実に合わせ脚色してある。
例えば、ニューカレドニア旅行は韓国版独自の設定だ。ドラマ後半部には高校を卒業して成人になった「F4」とクム・ジャンディの話も展開される予定だ。一方、日本版では時間的な順序を変え、風変わりなエピソードに仕上げた。
『花より男子』、韓日中の中でビジュアルは最高(2)
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